伊勢山皇大神宮の結婚式のマナー

正しい拝礼の作法を、知っておきましょう。
神社の鳥居をくぐり、手水舎にて、手と口を清めます。
拝殿の前に立ち(鈴のある場合はまず鳴らしてから)、2拝2拍手1拝をします。最初の2拝は、かるく頭を二度下げます。
そして両手を大きく開いてゆったりと二度拍手し、最後に頭を深々と下げます。

三三九度

三献の儀(さんこんのぎ)とも言う。
結婚を誓いあう儀式です。
新郎新婦が盃を重ねることで、固い縁を結ぶ意味があります。

三つの盃(大・中・小)に巫女が三回に分けてお神酒を注ぎ
それを新郎が三回に分けて飲み干します。
次に新婦が同じようにお神酒をいただく、そして又新郎が同じ盃でいただく。
これを三度くりかえします。
真ん中の盃は、新婦からはじまります。

  •  新郎⇒新婦⇒新郎・・・過去すなわち先祖への感謝の気持ちをこめていただきます。
  •  新婦⇒新郎⇒新婦・・・現在すなわち二人が巡り合った感謝の気持ちをこめていただきます。
  •  新郎⇒新婦⇒新郎・・・未来すなわち夫婦としての人生を共に歩む誓いを気持ちをこめていただきます。

 現在のお式では、9回の盃を交わすことは少なくなっております。お神酒は、全部飲み干さなくても大丈夫。ちょっと口をつけるだけでOKです。

誓いの言葉

誓詞奏上(せいしそうじょう)とも言う。
末永く良き夫婦であることを神様に誓います。
新郎が読み上げ、新婦が名前のみを言います。

 ちょっといつもとは違う言葉や読み方があるので注意して!フリガナはふってあるから安心だけど、句読点がうってないので読みずらいかもね。
 事前に、練習用の誓詞をもらえるから、しっかり練習できますよ。

玉串拝礼の儀

玉串奉典(たまぐしほうてん)とも言う。
玉串とは、栄木(葉っぱ)の枝に紙片をつけたものです。
榊の葉は、栄木=栄える木と縁起の良い名前なので、使われています。
感謝と祈りを込めて神様に捧げる儀式です。
玉串の「玉」は、「霊が宿っている」と言われ、二人の思いを込めてお供えします。
神官から手渡された玉串は、祭壇前にある玉串案(玉串をのせる白木の台)に
お供えします。

 ちょっと難しいかもしれないけれど、当日説明があるので、安心して!!葉が手前、茎が向こう側になるように回して両手でお供えします。

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